母乳とママの悩み


乳飲み子を抱えて、職場復帰しているママたちは
とても大変な努力をしていらっしゃると思います。

母乳で育てたいと願って、
毎日、搾乳して冷蔵した母乳を保育園へ届けて、出社・・・・・、
というママもいらっしゃることでしょう。

ふたごのママはどうしていらしゃるのか、と
ふたごの母である私は思わずにいられません。

私の、ふたごの授乳タイムは、
今、振り返ると、
常識を超えたものだったと思うのです。

まず、搾乳どころか、いつも母乳は空っぽでした。

不思議なことに、ふたごは同じタイミングで
さまざまな要求をして、私を戸惑わせてくれました。
授乳も、例外なく、ふたりとも同じタイミング。

私は、公平になるように、前半をこの子に、後半をもうひとりに、
と片方ずつ、交代で授乳していました。
生後3か月に入ると、ふたごの飲みっぷりは旺盛となり、
母乳が足らなくなっていました。

後半にまわされ、授乳を待機している子は、
おなかを空かせて泣き叫びます。

ひとりがお乳を吸っている時に、
反対側のオッパイからも母乳が滲み出ます。
時にはほとばしることもあり、貴重な母乳がもったいないのです。
1滴でも無駄にしたくない、と思います。
私は、この切迫した中で、「同時授乳」に踏み切りました。
壁にクッションを積み上げ、両腕にふたごを抱えて、
いっしょに授乳するのです。
ふたごは、生後5か月を待たずに卒乳しました。
忘れもしない1993年のことでした。
時は流れ、私のふたごは、ようやく今年、就職しました。
めでたし! めでたし!

私が、母乳育児をがんばったのは、5か月間でしたし、
ふたごは、お乳を半分こしながら、成長していきました。

今、母乳育児に一生懸命で、
授乳に縛られ、苦しい思いをしていらっしゃるママへ、
私は、心からの敬意を表します。

入園や、慣らし保育のこの時期、
どうか、母乳や搾乳で、あまり悩まないでくださいね。

ママが、明るく軽やかな心持で赤ちゃんと向き合うことは、
子どもの成長に欠かせない、
大切な大切な栄養分なのですから。(K.N)